お正月の飲み過ぎを防ぐ方法|年末年始の家飲み・昼飲みを減らす7つのコツ
お正月・年末年始の家飲みでつい飲み過ぎてしまう人へ。買い置きをしない、飲む時間を決める、休肝日をつくるなど、自宅の昼飲み・だらだら飲みを減らす具体策を解説。三が日を軽やかに過ごし、新年を体調よくスタートするコツがわかります。
年末年始、とくにお正月の三が日は、一年のなかでも家でお酒を飲み過ぎやすい時期ではないでしょうか。「気づけば昼から飲んでいた」「おせちをつまみにだらだら飲み続けてしまう」「三が日が明けたら体が重い」——そんな経験に心当たりがあるなら、この記事はきっと役に立ちます。
職場の忘年会・新年会をどう乗り切るかは忘年会・新年会を飲まずに乗り切る方法で詳しくまとめています。この記事では、それとは別の山場——自宅で過ごすお正月の「家飲み」をどう減らすかに絞ってお話しします。完全にやめる必要はありません。飲む量を無理なく減らし、三が日を軽やかに過ごすための具体策を紹介します。
なぜお正月の家飲みは「飲み過ぎ」になりやすいのか
同じ量を飲むつもりでも、お正月の家飲みはなぜか量が増えてしまう——そこには、はっきりした理由があります。
- 買い置きがすぐ手に届く:年末に箱買いしたビールや、いただきもののお酒が冷蔵庫や床にずらりと並び、手を伸ばせばいくらでも飲めてしまう
- 時間に区切りがない:終電も翌朝の出勤も気にしなくていいぶん、「もう一杯」が止まりにくい
- 昼から飲める環境:仕事がないお正月は、お屠蘇やお昼のおせちと一緒に、明るいうちから飲み始めてしまいやすい
- だらだら飲みになりやすい:テレビを見ながら、こたつでくつろぎながら、何時間もかけて少しずつ飲み続けてしまう
- ごちそうがお酒を誘う:おせち、お寿司、鍋、お雑煮——濃い味や塩気のある料理が多く、お酒が進む組み合わせがそろっている
つまりお正月は、「意志が弱いから」ではなく、環境そのものが飲み過ぎを後押しする時期なのです。だからこそ、その場の我慢に頼るのではなく、あらかじめ飲みにくい仕組みをつくっておくことが効きます。
三が日の飲み過ぎが体に残すもの
「お正月くらいは」と思う気持ちは自然なものです。ただ、連日の飲み過ぎが体に負担をかけやすいことも知っておくと、ほどほどで止める後押しになります。
- 正月太り:お酒自体のカロリーに加え、飲むと食欲が増しておつまみやごちそうを食べ過ぎやすくなると言われています。お酒のカロリーが気になる方はお酒のカロリーや禁酒と体重の関係もあわせてご覧ください
- 肝臓の酷使:毎日飲み続けると、肝臓が休む時間を取れなくなります。連日の飲酒を避け、飲まない日をつくることが肝臓をいたわるうえで大切だと指摘されています
- 睡眠の乱れ:寝る前のお酒は寝つきを良くするように感じても、夜中に目が覚めやすくなり、眠りが浅くなることがあると言われています。三が日に生活リズムが崩れる一因にもなります
もちろん感じ方には個人差があります。それでも、「三が日を飲み過ぎずに過ごせると、年始の体が軽い」と実感する人は少なくありません。
お正月の家飲みを減らす7つのコツ
飲む量を減らすのに、強い意志は必要ありません。次の7つは、どれも「飲みにくい状況を先につくっておく」ための工夫です。できそうなものから1つずつ試してみてください。
1. 買い置きを最小限にする
一番効くのが、そもそも家にお酒を大量にストックしないことです。箱買いや「安いからまとめ買い」を控え、飲むぶんだけ都度用意すると、「冷蔵庫にあるから」という理由での一杯が自然と減ります。
2. 飲み始める時間を決めておく
「夕食と一緒に」「夜7時以降」など、飲む時間帯をあらかじめ決めておくと、昼飲み・だらだら飲みに歯止めがかかります。明るいうちは飲まないと決めるだけでも、一日の総量はぐっと変わります。
3. 食べながら飲み、合間に水を挟む
空腹のまま飲むと酔いが早く回り、ペースも上がりがちです。食べながらゆっくり飲み、お酒の合間にお水やお茶を一杯挟む「チェイサー」を習慣にすると、同じ時間でも飲む量を抑えられます。
4. 最初の一杯をノンアルにする
乾杯や一杯目をノンアルコール飲料にすると、「とりあえずビール」の勢いを止められます。種類を迷う場合は禁酒中のノンアルコールビールの選び方が参考になります。
5. 自分の「適量」を数字で知っておく
厚生労働省は「節度ある適度な飲酒」の目安を、純アルコールで1日平均約20g(ビール中瓶1本、日本酒1合程度)としています。自分が飲んでいる量が純アルコールで何グラムになるかを純アルコール量計算ツールで一度確かめておくと、「思ったより飲んでいた」と気づけます。くわしくはお酒の適量とドリンク換算もご覧ください。
6. グラスを小さくする
大きなジョッキやタンブラーは、一杯の量そのものが多くなります。小さめのグラスに変えるだけで、注ぐ回数は増えても一回あたりの量が減り、「飲んだ感」を保ちながら総量を抑えられます。
7. だらだら飲みを「区切る」
ずっとお酒を手元に置くのではなく、「この一杯で終わり」と決めてグラスを片づける、食後はお茶やコーヒーに切り替える、といった区切りをつくりましょう。手持ち無沙汰でつい飲んでしまう時間を減らせます。
「ゼロか百か」で考えない——休肝日という選択肢
お正月に完全に飲まないのは難しい、という方もいるでしょう。そんなときは「毎日飲む」か「一滴も飲まない」の二択で考えず、飲まない日(休肝日)を週に何日かつくるという中間の選択肢があります。
減酒の近道は、まず「飲まない日」を増やすこと。たとえば三が日のうち一日だけでも飲まない日を決める、週2日は休肝日にする、といった小さな目標から始められます。休肝日の取り方やコツは休肝日が続かない人のための仕組み化、目標の立て方は減酒の目標の決め方でくわしく解説しています。
禁酒・減酒アプリ SoberNow(禁酒コーチ) には、完全にやめる「禁酒モード」と、週に何日か飲まない日をつくる「休肝日(減酒)モード」の両方があります。休肝日モードなら、週の目標日数を決めて、飲まなかった夜にワンタップで記録するだけ。今週の達成状況や、飲まなかった日数に応じて節約できた金額が自動で見える化されます。「完全にやめるのはまだ難しいけれど、飲み過ぎは減らしたい」というお正月の過ごし方に、無理なく寄り添ってくれます。
来客・親戚が集まる日の家飲み対策
自分ひとりの家飲みとは別に、親戚や友人が集まる日も飲み過ぎの山場です。「まあ一杯くらい」と勧められ、断りにくい雰囲気になりがちではないでしょうか。
- 手土産やお茶出しの役割を引き受ける:動いているあいだは自然と飲まずにいられます
- 自分用のノンアル飲料を用意しておく:手元に飲み物があると、勧められても角を立てずにかわせます
- 短く穏やかに断る:「今ちょっと控えてて」と一言添えるだけで十分です
角の立たない断り方のフレーズはお酒の上手な断り方、親戚の集まりの乗り切り方は帰省・親戚の集まりを素面で過ごす方法にまとめています。
飲み過ぎてしまった翌日のリセット
対策をしても、つい飲み過ぎてしまう日はあります。大切なのは、そこで「もうだめだ」と投げ出さないことです。一日飲み過ぎても、翌日に立て直せば問題ありません。
飲み過ぎた翌朝は、水分をしっかりとり、無理に迎え酒をしないこと。二日酔いのケアは二日酔いの治し方、そもそも二日酔いにならない飲み方は二日酔いを防ぐ方法が参考になります。そして翌日は飲まない日にして、肝臓を休ませてあげましょう。
まとめ:三が日を軽やかに過ごせば、一年が変わる
お正月の家飲みは、職場の飲み会とはまた違う難しさがあります。でも、環境を少し整えるだけで、飲む量は無理なく減らせます。
- 買い置きを最小限にし、飲み始める時間を決めておく
- 食べながら、水を挟みながら、小さなグラスでゆっくり飲む
- 自分の適量を数字で知り、だらだら飲みに区切りをつける
- ゼロか百かにせず、飲まない日(休肝日)を週に何日かつくる
- 飲み過ぎた翌日はリセットして、肝臓を休ませる
二日酔いのない元旦、体の軽い三が日は、それだけで一年のスタートを気持ちよく変えてくれます。今年のお正月は、お酒の量を少しだけゆるめて、軽やかに新年を迎えてみませんか。新しい年の習慣づくりとして禁酒・減酒に取り組みたい方は、ドライジャニュアリー(1月の禁酒チャレンジ)や禁酒アプリの選び方もあわせてご覧ください。
※この記事は一般的な情報提供を目的としています。多量に飲酒している方が急に断酒すると離脱症状が出ることがあります。不安がある場合は自己判断せず、医師にご相談ください。
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